影響を受けたテレビ番組 制作部 副部長/亀谷紀幹(47歳)
2019/07/01
みなさんも「楽しかった!」「放送日が待ち遠しい」…などなど
思い出に残っているテレビ番組はありますか?
自分は「進め!電波少年」です。
もしかしたらテレビ制作スタッフの中には自分と同じように
「進め!電波少年」に影響された人が多いかもしれませんね。
今でこそ、アポなしで普通にロケが行われていますが
当時はありえないことでした。
またVTRにテロップで突っ込みを入れる手法も
それまでにないもので、とても衝撃的だったと記憶しています。
ディレクター自身がデジカメを持って
画質が悪くても、面白ければ放送してしまうというスタイルも斬新でした。
他にも「ヒッチハイクの旅」や「懸賞生活」など、現在ではなかなか出来ない、本当に面白い企画が多かったですよね。
今、スマホやパソコンでも簡単にいろんな編集ができてしまう世の中。
子供たちが将来なりたい職業が「Youtuber」なんて話も聞きますし
昔では考えられないことが、今では簡単にできてしまいます。
当然、新しい事にもしっかりとアンテナを張り、対応していかなければなりません。
そんな中、
たまにアナログ時代に作られた懐かしの番組を見る機会があると
目を輝かせている自分がいます。
あまりに懐かしくて
「電波少年」のヒッチハイク企画の古本を買って、現在愛読中。
あらためて影響を受けてみるのもいいかもしれません。
みなさんが影響を受けた番組は、何ですか?
編集部注 「進め!電波少年」は1992年から1998年にわたって放送されたバラエティ番組。「見たいものを見る、したい事をする、会いたい人に会う」という3つのコンセプトの下、さまざまなムチャに挑戦。松本明子さんと松村邦洋さんが出演し、アポなしロケで一世を風靡した。演出は伝説の日テレプロデューサー土屋敏男氏。最高視聴率は30.4%。また「ヒッチハイク企画」の第3弾「朋友(パンヤオ) アフリカ・ヨーロッパ大陸縦断ヒッチハイク」にチャレンジした伊藤高史さんは宮城県仙台出身。上のサイン本は、当HP編集長がヒッチハイクを成功させ宮城に凱旋した伊藤さんに貰ったもので、今でも大事にとってあるのだ。