ついに今年もやってきた!24時間テレビ ディレクター/大里健太(33歳)
2019/09/02
東北の短い夏も終わりに差しかかる頃…
日テレ系列各局が、スタッフ総動員で汗を流す毎年恒例の一大イベント。
「24時間テレビ42・愛は地球を救う」
42回目とはスゴイですね。私が生まれる前からやっているなんて…
東京ではメインパーソナリティーの嵐が
テレビ画面の中で涼しい顔をして司会をしている。
本当はとても眠く、辛いハズなのに。
我々、ミヤギテレビサービスのスタッフも
仙台市役所前市民広場をメイン会場に2日間必死に汗を流した。
毎年、宮城県の視聴者にむけて放送する“差し替え枠”というものがある。
24時間テレビは東京がメインの放送局。
その放送の中に、宮城県だけで放送するコーナーを差し込むことだ。
宮城の中継メイン会場である仙台市役所前市民広場には、
様々な飲食ブースが立ち並び、広場にあるステージでは
多くのイベントも開催された。
その賑わいを我々は生中継で放送。あくまでも、宮城県だけの放送。
準備は去年の放送が終わってからスグ。
構想から中継本番までは1年を費やす…24時間どころではないのだ。
メイン会場でのカメラ台数は4台とはいえ、スタッフは総勢100名を超えた。
限られた放送枠の中で、どの時間帯にどのブースを紹介するのか?
生中継の数時間も前から打ち合わせをし、番組のフォーマットを練りに練った。
震災から立ち上がった青年に密着したVTR。
募金ブースで必死に支援を呼びかけたボランティアスタッフ。
そして、みなさまの善意によって美しい絵が浮かび上がったコインアート。
たくさんの協力があり、今年も生中継はまずまず成功。
24時間テレビは、全国各地の放送局&スタッフが
一丸となって必死に作っているのです。
こんな話をきくと
これから番組の見方も ちょっと変わりませんか?
編集部注)また今年は、24時間テレビ初のゴールデンタイムでの宮城からの全国中継「青い鯉のぼり」企画もありました。東松島からの大掛かりな中継スタッフは総勢150名以上。こちらにも弊社スタッフが参加させていただきました。鎮魂と復興を願う青い鯉のぼりのと太鼓の鼓動…テレビをご覧の皆さんにも伝わったのではないでしょうか。