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タイとエド・シーラン  ディレクター/葛原 学

2020/01/23

 

 

昨年年末に、休暇を満喫すべく旅に出た。

目的は友人と合流し

タイ南部にある小さな島を目指すこと。

 

 

 

【タイ最大の島プーケット】

空港からタクシーに乗り友人との待ち合わせ場所を目指す。

21時を過ぎ、辺りは真っ暗。運転手がもぞもぞと動きだした。

「何事ですか?」と聞こうにも言葉が通じない。

次第に車内には音楽が流れ始めた。

エド・シーランだ。(編集部注:イギリスのシンガーソングライター)

40分ほどのドライブで何度もループした♪Shape Of You

友人と合流したときにはすっかり耳から離れなくなっていた。

タイ南部の旅が始まる。

【ミャンマーとの国境の町・ラノーン】

目的地はここからボートに乗って約1時間。

地図にはあるがガイドブックには載っていない小さな島。

2週間ほど早くタイに入っていた友人が

現地の人にオススメされた場所だという。

 

 

【パヤム島】

小さな港から島内に入る。車も信号もないため舗装された道は少ない。

ホテルもない。宿はほとんどがバンガロー。

もちろんエアコンはない。お湯も出ない。

しかし目の前にはジャングルの一歩手前のような

強い生命力に満ちた自然が生い茂っている。

大きなトカゲ。野良犬。夕方飛んでくる大きな鳥。

ゴムの木、早朝開くハスの花。目に焼き付けるべき情景の宝庫。楽園だ。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    …楽園だ。

12月とはいえタイは暑い。

海水浴を楽しむヨーロピアンが多数を占めるパヤム島には

いくつかのビーチがある。

周辺にはバーやカフェが立ち並び飲食に困ることはまずない。

「ヒッピーバー」という店を覗いてみたいと思う。

流木を積み重ね10年がかりで完成したという大人の秘密基地。

遮る窓や扉がないこのバーはパヤム島屈指のビュースポット。

人々は沈んで行く夕日を眺めながら

アルコールと波の音に酔いしれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パヤム島は観光地としての整備がまだ進んでいない

タイの隠れ家的リゾート地だ。

遊んで過ごすには少し退屈で、のんびりするのには最適な島。

ネット情報が少ないパヤム島を2日かけてのんびり1周した。

 

島を離れラノーンに戻る。

バスに乗ること10時間。

 

【タイ最大の街バンコク】

私は世界中のバックパッカーが集う安宿街

「カオサン通り」を歩いていた。

とにかく人が多い。クラブらしき店の前は人で溢れている。

爆音で流れていた音楽に足を止める。

島ですっかり薄まっていたあの曲。

エド・シーランだ。

♪Shape Of You

バンコクの旅が始まる。

 

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