求める道 CG/玉川哲也
2019/09/30
ベテラン…
何をもってそう判断されるのか。
この仕事を生業として30年経つので、世間的にはそう言われても仕方がありません。
しかし、まだまだ。 道半ばで御座います。
私の仕事といいますと「CG(コンピューターグラフィックス)」なのですが、
要はコンピューターのお絵かきソフトで文字やイラストやキャラクターなどに
特殊効果を加え、動かしたり立体化したりして画面に彩りを加えるお仕事をしております。
楽しいです。
さて、私の年齢も50歳を過ぎ早1年。
以前から始めたかったことをやってみようと“コーヒー豆の自家焙煎”を始めました。
知識も焙煎するための器具もなかったのでまずは、ネット検索。
いらっしゃいますね、同じようなことをやっている方々が。そしてお知恵を拝借。
今すぐ始めるのに手っ取り早い方法としてフライパンで、
そしてIHコンロで始めてはみましたが何回挑戦しても失敗の連続。
浅煎り、深煎り、どこを目指しても香り、コクが中途半端にしかなりません。
これはやはり「火」を使ってこそなのではと
カセットコンロをひっぱり出し、豆焙煎手網を購入。
勿体ないですが廃棄です…
焦がさず、コクと風味を最大限に引き出す!
火加減にも注意を払いつつ、手網を常に動かし、25分弱の焙煎作業をさらに数回。
見た目には、色、艶、共に満足行く仕上がりに近づきつつあります。
「今すぐ飲みたい、試飲したい」の感情を抑え、
3~4日密封瓶の中で寝かせて味を落ち着かせてから待ちに待った試飲タイム!
今では旦那の趣味に付き合わされてコーヒー大好きになった嫁と一緒に試飲。
「美味しいよ」嫁は気を使っているのかそう言いますが、自分的には不満足…
「バランスが悪い…」悔しいけどまだまだです。
淹れているときに放たれる香り、
口に含んだときに鼻を抜ける香り、
酸味とコク、そして喉越し後の残り香。
求道していくと思い通りに行かないことも多いです。
ですが思い描いた形に仕上がったときに
至上この上ない喜びと達成感を脳内にもたらせてくれます。
完璧を求めて旅は続きそうです。
CG道にも似ているなと思う休日の午前中の出来事でした。
因みに…バイク道も極めたく
日々精進しておりま~すww
(ツーリング帰りに立ち寄った仙台市青葉区中江の「花の湯」にて)
ここの銭湯、店主が私の小・中学の同窓で小学生時代にはよく泊まりに来ておりました。
昭和の香りが色濃く残っており、タイムスリップ感が半端ありません!!
わざわざ行ってみたい銭湯「WAZA-YU」「WAZA-SEN」
タイトルとしては収まりが悪いですが、行ってみる価値はありますよ!
10月10日は「銭湯の日」なので是非・・・